ICT用語集
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PoE(ピーオーイー/Power over Ethernet)とは、LANケーブルを利用してネットワーク機器に電力を供給する標準規格のことです。
PoE ではLANケーブルさえあれば電力供給できるため、ACアダプタなどの外部電力を用意できない場所でもネットワーク機器を使用することができます。
PoEに対応した機器は、PoEスイッチングハブやPoEインジェクターなどの給電機器(PSE)と、無線LANやIP電話機などの受電機器(PD)があります。
PoEには「アクティブPoE方式」と「パッシブPoE方式」があります。アクティブPoE方式は、接続されている機器がPoEに対応しているかを識別してから電力の供給を行ないます。一方、パッシブPoE方式では機器の確認はせず、直接電力が供給されます。
PoEはさまざまな場所でネットワーク機器を利用できるようになるほか、屋内での配線数の見直しや、新しく電源ケーブルを設置する費用をカットできるというメリットもあります。
近年、防犯・監視用のネットワークカメラを導入する際に、PoEに対応した機器が活用されるケースが増えています。
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